05.痩せ我慢であと1割下げる
駅からの距離感覚を変えたり、所有権にこだわりを捨て借地権で60%まで取得価格を下げたら、あと一息で土地代は半額になります。宅地というものは、その形状や立地で価格が決まります。たとえば、道路が狭い、斜面がある、変形地だったり旗竿敷地、境界が不明確、など価格が下がる要因が沢山あるものです。こうした条件を少しでも我慢できれば、土地の取得価格は1割くらいすぐ安くなります。 鎌倉逗子葉山の街並を歩いてみて欲ください。山の上の階段アプローチの家、車が入らない細い路地、江ノ電の線路越しの玄関、斜面に立った家、風情あるアプローチの旗竿敷地など、不動産としてはマイナス評価の要素のある宅地に住んでいる人が沢山いるます。それなりに生活の不便もあるでしょう。それでも、この地域に住みたいという人は昔から多いのです。 いわば、この地域の街並は痩せ我慢の連続でできているのです。通常はマイナスだと思える条件も、他のプラス要因があれば許す事が出来るし、敷地の問題は、建築家による設計で克服できます。自分自身は開発分譲地は整形すぎてあまり好きではないのですが、やはり都会から離れてこの地域に住むのですから、コンクリで固められた土地でなく自然環境が家があるという実感が欲しいものです。 トップページにあるサムネイル写真は、これまで移住をサポートしてきた鎌倉建て主塾の塾生さんの家です。借地、階段、斜面、狭小、接道難、路地、古家、崖値、などのキーワードが並んでいますが、それらを地域の風土を知った建築家(鎌倉逗子葉山に在住もしくは在勤)の力を借りて、これらの難題を克服して家づくりをしてきたものばかりです。 最近、テレビや雑誌でも取り上げられ、建築家との家づくりはブームになってきていますが、鎌倉逗子葉山の独特の地形や環境風土を知らないで建てると、建築家の家と言えども合格点に至らないケースも見受けられます。この地域で何軒もの実績があり、風や光を読む事ができる建築家こそ、皆さんにおすすめしたいと思っています。鎌倉建て主塾では、地域に住んでいる!事務所がある!実家がある十数人のサポーター建築家の中から、建て主さんの希望に合わせた複数の建築家をご紹介し、プランをご提案してきました。その結果が、これまで20棟以上の移住サポートの実績になっています。 こうした悪条件の克服ですが、コストをかけずに克服できるものと、コストをかけなければ克服できないもの、そしてそのまま我慢するものとに分かれます。我慢できるものは問題ないのですが、コストの見極めは最も重要です。土地を購入する前に、それらの課題克服になどういう建築的な方策が必要か?そしてコストはどのくらいかかるか?を知る事ができなければ、課題のある土地を買ってはいけないと思います。そのため、鎌倉建て主塾では、塾長をはじめ地域の建築家に購入前に宅地または中古住宅の調査を依頼により実施しています。 |
移住希望塾生 約1500名以上!! 狭小、斜面、変形、借地、接道条件悪などの土地購入を地域の建築家らと工夫しながら建築企画。移住者のサポートで鎌倉らしい小さな街並みプロデュースを推進する。 古家を再生し活用を推進! 戦災を免れ大正、昭和の古民家が多く残るのが鎌倉の街並みの魅力です。昭和初期の家も間もなく築100年ヴィンテージ。現在数棟の管理物件があります。 鎌倉に家を建てる! 鎌倉移住のコンサルタントとして、鎌倉建て主塾の活動や家づくりのこと、鎌倉での暮らしなど塾長のライフスタイルを日記にしています。 |
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01.不動産に掘り出しものは? 塾生だけで千人。実際はその何十倍も、そして最強のライバルは… 02.距離感覚が変われば半額へ近道! 徒歩圏の壁って知ってますか?それを乗り越えると一気に… 03.徒歩に替わる代替手段を活かす! それでも歩きたく無いという人のために… 04.所有にこだわらず借地なら6割! 鎌倉の寺社の借地は、評価額が低く相続容易のため閑静な環境で… 05.痩せ我慢であと1割下げる 本当に車必要?階段は苦になりませんか?崖や斜面は好きですか? 06.適正な価格交渉をしてみる! 自分にとって適正な価格と売主の立場を良く知る事が… 07.小さな家から始めよう! 最小限住宅から始め、ライフスタイルで変化させる… 08.スケルトン+デザインのすすめ 予算は少なくても、スケルトン+デザインで自分らしい家づくりを… ●移住リンク |鎌倉市役所|逗子市役所|葉山町役場|藤沢市役所|茅ヶ崎市役所| ●生活リンク |鎌倉子育てガイド|鎌倉病院情報|鎌倉介護ガイド|住みたい鎌倉| |
年齢でも違う住まい取得 ●20代の場合 時間効果が使えます。低金利ならローンを沢山組んでも良い世代。また、老後まで40年近くあるので、収益アパート2棟くらい取得目標に賃貸暮らしを続けるという発想の転換も…。 ●30代の場合 子育て世代。どうしても賃貸から戸建が欲しくなる時期。この層向けに買える物件を不動産業界が供給していますが、質的にチープなものが大多数。自己資金を増やし選択肢の多い不動産探しができれば…。 ●40代の場合 自己資金に差が出る世代。子供達はすぐ巣立つので広い家を建てるのは無駄かも。あと数年なら賃貸でじっくりと子育て後の家を考えることも…。 ●50代の場合 お勤めの場合、ローンを組むラストチャンスかも知れません。老後の家の視点で家づくりを考えるべきで、老後の生活資金計画を考えて不動産を取得すべきか判断する必要も…。 ●60代の場合 資産に余裕がある方は好きなだけ物件を所有すれば良いですが、年金と預貯金で標準的な暮らしを賄う派は、賃貸で移住し、不動産は収益物件を所有するのも一考。年金プラス家賃で賃貸も生活もグレードアップ。 |