水辺の自然文化研究所
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NPO 鎌倉子ども自然塾
 「海の子森の子クラブ 冬の日帰りプログラム」始動!

 詳細はこちら>> 「海の子森の子クラブ」

海の自然体験プログラムの実施
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・干潟の自然と暮らしの体験、環境学習プログラム。
・海の自然体験、環境学習プログラム。
・島の自然と暮しから地球のことを考える地球市民プログラム
・サンゴ礁に学ぶ自然・暮らしの体験学習プログラム。


川の自然体験プログラムの実施
・川の自然探検、環境学習プログラム
・道志村(山梨県)での森と川の自然、暮しのプログラム。

 活動内容がわかるホームページはこちら>> 「ama体験学習」

鎌倉の自然体験プログラムの実施
季節のおりおりに、鎌倉とその周辺の自然体験をしています。

・第1回 蛍に会いに行こう(広町緑地 2002年6月)
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 梅雨もさかりとなり、気温が上がった雨上がりの日は、ホタルがにぎやかに飛びかう。出ているよ、という情報をたよりに、広町緑地に出かけていった。久しぶりの谷戸田はガマやススキの草地になっていた、田んぼの姿を想像できる場所が少なくなっている。
 子どもたちは、夜の暗やみを歩くのかと、いささか緊張気味だ。目印もあいまいになってきたあぜ道を、ホタルはどこにと川の流れを溯った。もちろん懐中電灯はつけない、だから離れないように、一列縦隊でおそるおそる進むのだ。みんな緊張気味。
 最初の枝道を少しいくと、暗やみに一つ二つと光るものがある。誰かが「・・・ホタルだ」といった。「あそこにも」と他の子どもが息を潜めてそれにこたえた。さらに少しいくと、山すそに猫の額ほどの更地があり、小川につづいているようだった。ただしミズキの茂みに被われて、光が入らないから中は漆黒の闇。一同たじろぐ。無理もなかった、懐中電灯のスイッチはいれない、と事前の約束がある、漆黒の闇なんか経験したことがない。じっとたってどうしようと考えているうちに、目がなれてくるのを待ったが、それでもまだ闇は深い。手をつなぎおそおそる入ってみて驚いた。ミズキの森の中は、闇のドームといった感じだった。ホタルが放つ光の一つ一つが、まるで冬空の1等星のように輝いている。星はいくつも浮かんでいて、それぞれの方向に移動ている。ホタルの飛行は、とてもスローモーションだから、自分がほんとうに宇宙空間にいて、そこから星の動きを見ているかのようだ、みんなそれに見とれて言葉が無い。後の人と交代という合図で、はっと現実に戻ることができた。それほど暗やみの怖さも我も忘れじっと見入ってしまうのだった。


・第2回 和賀江島水中散策(2002年7月)
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